2021年「第26回 春の特別公開」の報告
「特別公開」はこのように開催されました!
●開催要領
と き:2021年(令和3年)4月24日(土)~4月29日(木・祝)の6日間 ※雨天中止
⇒29日は雨天中止となったため実質5日間の開催でした。
ところ:JR中央線 定光寺駅 下車 上流へ徒歩300mで入口
会 場:国鉄中央線跡 片道1.7km 往復約2時間の散策
開 門:AM9時30分(入場PM2時まで)閉 門:PM3時
入場料:100円 ※小学生以下無料
主 催:春日井市観光コンベンション協会、愛岐トンネル群保存再生委員会
お問合せ:〔公開時お問合せ専用電話〕080-9492-5458
新型コロナ感染予防対策については、ポスターに表示しておりますので、ポスターを拡大するかPDFファイルを
表示してご覧ください。画像クリックで拡大表示
▶印刷用PDFファイルを開く
春の特別公開 終了に当たって理事長のご挨拶
第26回目となる「春の特別公開」が4月29日をもって6日間の会期を終了しました。
お越しの皆さま、まことにありがとうございました。コロナ禍の中の開催ということで、マスク着用、検温、手指消毒、
ソーシャルディスタンスの確保などでご協力いただきました。皆さまに感謝申し上げます。
次にトンネル群でお会いできるのは、11月下旬からの「秋の公開」になります。コロナの心配をすることなく、
心おきなく紅葉を楽しめるようになることを心から願っております。
右は当会理事長のご挨拶です。続きは当会理事長のブログにてご覧ください・・・・・
▶当会村上理事長のブログはこちら
初回から今回までの入場者数集計を公開します
当会は、13年前の第1回からずっと入場者数を把握しており、その都度公表してきました。下の表は今回までの入場者数の集計表とグラフです。
今回の入場者数は3154人、累計では29万あまりとなりました。(お子さん含む)。今回は入場者数が例年に比べると少な目ですが、最終日が雨天で中止となったことと、コロナの影響も大いにあったかと推測されます。
(コロナ禍の最中で、よくこれだけお越しいただけたとも言えます)。今年の秋の公開はどうなるのか? ワクチン接種が進んでコロナ感染が収束に向かい、心おきなく紅葉を楽しんでいただけると良いのですが。
会としてのもう一つの焦点は、秋の公開で累計入場者数が30万人に達するかどうかです。あと9,900人ほどで30万人です。大きな節目として期待したいものです。〔画像クリックで拡大表示〕
春の公開フォトギャラリー! スナップ写真をお楽しみください
下記のお好みの場所の画像をワンクリックすると、公開期間中に撮影した関連画像が拡大表示され、連続表示できます。
すべて公開中に撮影したものばかりです。
・ポップアップした画像の右側に出る">"印をクリックで、次の画像が表示されます。
・画像の左側に出る"<"印をクリックで、前の画像に戻ります。
・右角の×印か、何もないところをクリックすると、連続表示が止まり、ページに戻ります。
・画像幅の異なる写真が混在していますので、クリックする個所にご注意ください。
今回、2つの特別展示を開催しました
【その1】中央西線開業120周年記念・大曽根駅開業110周年記念ポスター展
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●画像クリックで関連画像10枚が連続表示できます。
●下記の120周年と110周年の記事もあわせてご一読ください。
▶「中央線開業120周年記念特別公開」の記事を読む 旧中央西線(名古屋~多治見間)は、昨年7月で開業120周年を迎えました。旧国鉄を引き継いだ JR東海では全社的な祝賀の機運はなかったものの、千種駅ではポスターやモニター装置への表示 などで心のこもったPR行事が行われていました。
もうひとつ、JR大曽根駅は本年4月7日にめでたく開業110周年を迎えました。 開業110周年を PRするため、大曽根駅と千種駅でポスター掲示などが行われていました。どのポスターも、鉄路を愛し、 中央線開業120周年を祝う鉄道マンの思いがこもったものばかりでした。
そこで、上記の祝賀ポスターを当会の春の公開でお客さまにご覧いただこうと当会会員が発案。 会員がJR東海千種駅長にお願いして、上記120周年と110周年のポスターを提供いただくことが出来 ました。そうした経緯で今回ポスター展開催の運びとなった訳です。JR東海のご協力に感謝申し上げます。
このポスター展は3号トンネルを出たところにある落石防護柵で展示されました。春の公開中、多くのお客 さまが興味深くポスターに見入ってくださいました。開催してよかったと思える企画でした。
【その2】鉄道ジオラマ展・・・ 渾身のジオラマ2作品を展示しました
「鉄道模型趣味」という雑誌があります。文字通り鉄道模型を趣味とするマニア向けの雑誌です。
当会会員のNさんは趣味で鉄道のジオラマを制作しているのですが、自身の制作したジオラマが度々その雑誌に掲載されたといいますから、
ジオラマ制作の大ベテランなんです。ちなみに鉄道ジオラマって、説明要りませんよね!?
そのNさんが今回の春の公開にジオラマ作品2点を展示してくれました。展示場所は、3号トンネル出口(多治見口)近くに設けた特設会場です。
じつはNさんのジオラマは単なる精緻な情景模型には収まらない、物語のあるジオラマなのです。
空想と想像と妄想の産物といってもよさそうです。ご覧になっていない方は、実物は次の機会(秋の公開?)に見ていただくとして、
ここでは今回の2作品を画像と文書とでご覧いただきましょう。
どれかの画像をクリックするとジオラマ関連画像が連続表示できます。
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上左:雑誌「鉄道模型趣味」最新号表紙
上右:「しまたろう鉄道」のジオラマとセットになっている中学校副読本「伸びゆく大しま」の表紙
▶雑誌表紙と副読本をPDFで読む。 -
上左:「市之倉のおじいちゃん」の解説パネル。QRコードはYouTube動画にジャンプ。
上右:「しまたろう鉄道」の解説パネル。こちらはQRコードで「伸びゆく大しま」のPDFファイルにジャンプ。
どちらも画像クリックで連続表示できます。
●ジオラマその1 「市之倉のおじいちゃん」
A4サイズの驚くほど小さなジオラマです。おじいちゃんの住んでいた市之倉(岐阜県多治見市)を
舞台に、作者の幼少の頃の思い出と郷愁が凝縮されています。 鉄道は笠原鉄道です。
モバイルバッテリーをつなげば運転可能とか。
▶この作品を紹介する作者のYouTube動画を見る
●ジオラマその2 「しまたろう鉄道」
上記雑誌の最新号(2021/5)に掲載された作品です。リアス式で知られた三重県志摩地方の架空の
郷土の偉人「志摩太朗」氏を題材にしています。作品はジオラマだけではありません。物語もセットで
作られました。物語のために中学校の副読本「伸びゆく大しま」が制作・配布されたことになっていて、
これはもう驚くしかありません。現実と妄想の境目が定かでなくなり、めまいがしてくるほどです。
▶「しまたろう鉄道」への思いと副読本をPDFで読む。
東海テレビ「スイッチ」の現地生中継が4月26日にありました。
公開の3日目の4月26日に、東海テレビのワイドショー番組「スイッチ」の生中継がありました。
詳細は、放送の内容をまとめたページをご覧ください。
▶東海テレビ「スイッチ」の詳細ページを見る
愛岐トンネル群はトンネルの他にも 見どころいっぱい!
散策マップ表紙側ページと中開きページです。(画像クリックで拡大表示)
トンネルコンサートでは多彩なジャンルの音楽を演奏
毎回お楽しみいただいているトンネルコンサート。「トンネルの公開に来る楽しみのひとつが、 このコンサート」とおっしゃるお客さまも多いのです。今回もステージでは多彩なジャンルの 演奏が繰り広げられました。(但し、最終日29日は雨天のため公開が中止となりました)。
プログラム(演奏時間)
竹林とレンガ広場の2か所のプログラムです。 〔画像クリックで拡大表示〕
トンネルコンサート出演者のプロフィール
出演者のプロフィールです。画像をクリックするとご覧いただけます。
※プロフィールが作られていない出演者(グループ)もあります。
※出演グループのメンバーには変動がありうることをご承知ください。
●ティエラブランカのフォルクローレ(参考映像)
大人もちびっ子も楽しめる手づくりアクティビティー!
愛岐トンネル群には、ちびっこも大人も楽しめるイベントとアクティビティーがいくつか用意されています。それも、当会会員の遊び心あふれた手づくりのものばかり。今回もちびっこたちが楽しく遊んでくれました。
▶愛岐トンネル群のアクティビティー案内ページを見る