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中央本線 名古屋・多治見間 開業120周年記念行事 報告

120周年公開の画像

7月25日26日開催の「120周年記念特別公開」が無事終了しました!

 1900年(明治33年)に開業した中央本線(名古屋・多治見間)は、今年7月25日でめでたく開業120周年を迎えました。 当会ではそれを祝って、7月25日(土)、26日(日)の2日間にわたって特別公開を開催致しました。新型コロナの感染予防という大命題があり、 お客さまにはマスクの着用はもちろん、検温や記帳、消毒などでご協力をいただき、無事に終えることが出来ました。お越しいただいた皆さま、 ありがとうございました。 以下、特別公開の報告ですが、まず当会理事長のご挨拶から。


       ご 挨 拶
 内部的には”鳴り物入り”で開催を決めた「中央本線開業120周年記念 無料特別公開」が、2日間の日程を無事終えました。 高速道路でも空路でもなく、中部地方の最も古い代表的な鉄路としての誕生を祝うこの行事。当初は7月25日という開業当日のみの開催を 念頭に置いていましたが、会員からの「雨天対策を!」という声に押されて、  ・・・挨拶の全文を読む・・・


「120周年記念公開」はこのように開催されました(開催要領)

●無料特別公開の開催要領(概要のみ)

従来の春秋の公開と一部が異なります。開門・閉門時間、公開範囲、弁当類の販売などです。
 ▶こちらをご覧ください。

●新型コロナウィルス感染予防対策について

 ▶こちらをご覧ください。


特典として「120周年記念切符3枚セット」をご来場者に進呈しました!

120周年記念切符画像 120周年記念切符 ウラ
※記念切符画像:左がオモテ、右がウラ。画像クリックで拡大表示

●120周年記念切符 誕生秘話!?

 120周年の当会なりの祝賀行事をどうするか・・・。特別公開を核とし、その中でお祭り的で楽しいイベントも幾つかやろう! と当初は計画していました。 ところが降って湧いたこの新型コロナ騒ぎ。「3蜜はまかりならぬ」で、アイデアがいくつか消え、残った企画が 「記念切符3枚セット」の制作・配布でした。

 この記念切符は、会員から様々な意見が寄せられて出来上がった、まさに当会渾身の作品です。当初は2日間で600枚 (各日先着300名)配布の予定でしたので、300名を超えるお客さまが押し寄せたら、もらえない人が出て、申し訳ないことになる。 ・・・実際は526名のご来場でしたので、めでたく全員に記念切符をお渡しすることが出来ました。雨天による嬉しい 誤算?でした。

●80周年(40年前)にも記念入場券が発行されていました

中央本線開業80周年記念入場券 80周年記念入場券 ウラ
1980年に国鉄により発行された記念入場券。左が表、右が裏。クリックで拡大表示。

 中央本線名古屋・多治見間の開業を祝う記念切符(入場券)は、今から40年前に「80周年記念入場券」として当時の国鉄 名古屋鉄道管理局により制作されていました。上記画像がそれです。
 では20年前の100周年は?・・・
 寡聞(かぶん)にして情報がないのですが、祝賀行事は別にして、JR東海による記念切符(入場券)は発行されなかったようです。 (※国鉄民営化は33年前の1987年4月。ちなみに当会の活動開始は13年前からです)。
 いわば40年ぶりに制作されたこの記念切符、手にされていかがでしたか? 当会の思いを 感じ取っていただければ幸いです。

●80周年入場券と今回の120周年切符で、なぜ同じD51の写真が!?

 二つの記念切符入場券(切符)を見比べてみて下さい。D51の全く同じ写真が使われていることに気が つかれたかも知れません。
 じつはこの二つの写真の提供者(撮影者)は加藤弘行氏と言い、当会の会員なのです。そして、元の写真は同じもので、40年前に国鉄に提供し、今回も当会に、という訳です。なお、 今回の画像は加藤氏の許諾のもとにデジタルカラー化して、取り入れています。

この加藤氏は地元春日井市でD51の保存活動にも尽力している方なので、ついでに紹介しましょう。
▶加藤弘行氏らのD51保存活動を伝える中日新聞記事を見る


新聞に取り上げていただきました。

中日新聞7/22 中日新聞7/23 中日新聞記事7月26日

今回の120周年記念特別公開について、中日新聞に取り上げていただきました。
7月22日、23日、26日の新聞記事です。 ※画像クリックで拡大表示


中央線千種駅には こんな開業120周年祝賀の掲示がありました!

  • 千種駅みどりの窓口の掲示
    ▲千種駅〈みどりの窓口〉の掲示 クリックで拡大表示
  • 千種駅駅長のあいさつ
     ▲千種駅長さんの開業120周年を祝う挨拶文

 8月初めのこと、当会A会員がJR千種駅の〈みどりの窓口〉に所用で立ち寄ったところ、壁に「千種駅開業120周年」を祝う掲示を見つけました。昔の千種駅駅を撮影した写真と、「120年の歩み」、それに手書きの駅長さんの挨拶文などでした。 A会員はこれにいたく感激し ・・・詳しく読む・・・


120周年記念公開 スナップ写真集

写真をお楽しみ下さい。とは言っても、あまり良い写真がなくて申し訳ありません。
※画像クリックで拡大表示。連続表示できます。

  • 慰霊碑で黙祷 公開初日8時、工事殉職者慰霊碑で黙祷を捧げる
  • 慰霊碑の碑面 慰霊碑のいわれを記した石碑。工事の苦難が記されている
  • 朝礼 オープン前の朝礼。コロナ対策の打ち合わせを綿密に。
  • オープン前のお客さま 9時のオープン前から熱心なお客さまが並ばれて・・・。
  • 階段を上がるとまず検温 定刻にオープン。階段を上がったところでまず検温。
  • 受付で代表者の方の記帳 受付で、代表者の方に連絡先の記帳をお願いする。
  • 記念切符の進呈 ここで120周年記念切符3枚セットをお一人づつに進呈。
  • ケーブルテレビの取材 ケーブルテレビCCネットの取材がありインタビューも。
  • 4号トンネルにて 静かな4号トンネル。SL走行音はいつも通り運行!
  • 小雨降る中の散策 心にしみる小雨降る小径の散策

  • マルシェにて マルシェにて。いつもならお客さまで大賑わいなのだが。
  • レンガ広場にて レンガ広場。コンサートもなく静か。ゆっくり休憩できる。
  • 6号トンネル多治見口 6号トンネル多治見口。
  • 竹林でオカリナ演奏 竹林ではオカリナのグループの演奏。ありがたいです。
  • 5号トンネルでアルプホルン演奏 アルプホルンの奏者が駆けつけて下さった。篠笛の演奏も。
  • ターザンブランコ ちびっこ向けにターザンブランコなどを設営。
  • 平均台 ブランコのとなりの平均台もよく遊んでくれました。
  • 笹迷路 笹迷路No.1が初めてデビュー!



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