2022年「第28回 春の特別公開」の報告
2022年の「春の特別公開」は5月27日(水)~5月1日(日)の5日間にわたって開催されました。
●開催要領
晴天は4月30日(土)の一日だけで、あとの4日間はぐずつき気味という、天候には恵まれない 公開でしたが、そんな天気にもめげず、3,868名のお客さまをお迎えすることが出来ました。 お客さまには目の覚めるような新緑のトンネル群を堪能していただけたかと思います。 お越しの皆さま、誠にありがとうございました。
と き:2022年5月27日(水)~5月1日(日)※雨天中止
ところ:JR中央線「定光寺駅」下車 上流へ徒歩300m
会 場:国鉄中央線跡 片道1.7km 往復約2時間の散策
開 門:AM9時30分 閉門:PM3時
入場料:100円 ※小学生以下は無料
主 催:春日井市観光コンベンション協会、愛岐トンネル群保存再生委員会
協 力:小牧小売酒販組合春日井支部、春日井けやきライオンズクラブ
当会理事長のご挨拶、というか「ぼやき・ため息・・・」をどうぞ!
春の特別公開が無事終了した。何と28回目! 本来ならば29回を数えるが、コロナ禍のため1回あえなく
取りやめたが、何とよくも継続して開催している・・・いや続けさせていただいている。
毎回来場を楽しみにしていただく方々、また公開準備に欲目もなく奉仕してくれる仲間たち、そして
嬉しいことに活動に賛意を示し労力提供までしてくれる各種組織の方々・・・おっとコンサートで熱演を
披露してくれる音楽家の方々・・・そんなワッパが徐々に広がって以前では考えられないような波紋が広がってますです。やはり“継続こそ力なり” それも我が力でなく3本・4本もの弓矢のようだ。
毎回感じる感激はさておき、GW前半に開催した5日間の公開が、晴天1日、雨天4日と、今回の天候は
天の恵みの雨に軍配が上がった(GW後半は晴天続きだったが)。雨に不満を訴えてもままならない、晴れたら晴れたで水不足だとか何とか不平を ・・・・
当会理事長のブログに続く・・・・
2022年春の特別公開はこのように開催されました
愛岐トンネル群は見どころいっぱい! 散策マップがリニューアル
散策マップはトンネル群を楽しむためのバイブルです。地図と写真と解説で皆さまをご案内。今回は内容に手を加え、リニューアルしました。画像は散策マップ表紙側ページと中開きページです。
〔画像クリックで拡大表示〕
▶PDFファイルはこちら
大人もちびっ子も楽しめるイベントと手作りアクティビティー
会場のそこかしこには、ちびっこ向けのアクティビティーがいくつかあって、楽しく遊べます。
もちろん、大人の楽しめるイベントも。ちびっこ用ボルダリングも大好評!
▶アクティビティーの詳細ページを見る
イノシシ被害甚大のため玉野古道を閉鎖させていただきました
初回から今回までの入場者数集計を公開します
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〔画像クリックで拡大表示〕 -
当会は2008年の第1回からずっと入場者数を把握し、その都度公表してきました。今回も入場者数データを公開します。
この棒グラフによる入場者数の推移は興味深いです。近年は春に対して秋の入場者数が増える傾向が見て取れます。ちなみに、新型コロナの影響で一昨年2020年の春は開催取り止めとなり、 昨年2021年は春秋ともコロナ禍の中での開催でした。
今回は、天候がすぐれなかった(晴天は4月30日の1日のみで雨模様の日が3日間あった)、およびコロナ第6波が尾を引いていた・・・の二つのマイナス要因があったかと推測されますが、そんななかで良くこれだけのお客さまにお越しいただくことが出来ました。ありがとうございます。
コンサートもお楽しみ頂きました。天候不順で出演取り止めのグループも!
毎回お楽しみいただいているトンネルコンサート。山々とトンネルに囲まれた自然の中で聞く・見る
音楽は格別です。今回も竹林会場とレンガ広場とでお客様にお楽しみいただきました。特に上天気となった4月30日には、
レンガ広場のコンサート会場は満員で空いた席がないほどで、馬頭琴演奏やテノール歌手の歌、アルプホルンの
演奏などで盛り上がりました。
なお、今回は天候不順によりいくつかのグループが出演取り止めとなってしまいました。
●出演者プロフィー
出演者のプロフィールは プロフィール紹介ページでご覧ください。
●トンネルコンサートのYouTube動画。
4月30日の馬頭琴グループ「サランモル」のステージ短縮版です。画像クリックでYouTube動画が再生できます。
※収録で来たのはこのグループだけでした。申し訳ありません
マルシェには弁当・飲み物・グッズなど4店が出店!
奇跡の岩、山の神トンガリ岩がデビュー♪
昨年秋の公開が終わったあと、冬の間の作業としてゴリラ岩の上の斜面で枯れ木・倒木の整理などをやったりしましたが、その時見つけたのです、この奇跡のような岩を!
のちに「山の神」またの名を「トンガリ岩」と名付けられたその岩は、ゴリラ岩(水車のところにある岩)の斜面の最上部に屹立しています。
高さ8m~10m近くあろうかという岩で、ほっそりとしていて、周りの岩から全く異なった印象を与えます。下のゴリラ岩のあたりから眺めると、人のようにも神か仏のお姿のようにも見え、孤高の気高さを感じさせずにはおきません。
そんな訳で、この「山の神トンガリ岩」は何万年?何十万年?かの眠りから覚めて、今回の公開でデビューしました。今のところお客様の反応は上々のようです。
中には手を合わせる人もいました。
これからはルート整備などを進めて、新しい見どころとして育てていきたいと考えています。あ、いや、「山の神」ですから神様な訳で、
育てる、なんて失礼です。愛岐トンネルの安全と隆盛を、そして人々の平穏無事・平和と健康とを見守って下さるに違いありません。
※下の1枚目の画像で、岩の左下に当会会員がバンザイしています(赤〇印)。岩の大きさがかなり大きい、ということが分かっていただけるかと思います。おや、しめ縄もついてますね(笑) 〔画像クリックで拡大表示〕