愛岐トンネル群には、イノシシ、リス・ノウサギ・イタチ・タヌキ・ニホンカモシカなどの哺乳類、爬虫類、 ほか様々な種類の生き物が生息しています。自由奔放に生きる野生動物の姿をご覧いただきましょう。 中には注目すべき画像もあります。子どもを4匹連れたイノシシの母親、それにウリ坊(イノシシの子ども)9匹の画像などです。
えっ、「ほほえましい~」・・・・・ですか?。
じつは近年、イノシシの被害が急増し非常に頭を痛めているのです。廃線路の各所をほじくり、竹林のタケノコを食べ尽くし、石垣を
荒らすのです。この9匹のウリ坊が成長したときを想像すると、そら恐ろしさを覚えます。
なお、これらの写真は、愛岐トンネルの廃線路に設置されている野生動物観測用カメラにより撮影されたものです。この観測用カメラは、
中部大学により愛岐トンネル群の廃線路内に設置されたもので、トンネルの中も含めて26台が全日24時間連続稼働しています。
本サイトでは特に許可をいただいて転載しています。(画像の著作権は中部大学応用生物学部南基泰研究室にあります。無断転載はお断りします)
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■こんな不思議な哺乳動物もカメラに写っていました。
こちらです。
当会では、貴重な近代化遺産であり文化財である愛岐トンネル群を守るため、また不測の事故防止のため、公開日以外は部外者は立ち入り禁止としています。
不法侵入で訴えることもあり得ますので、絶対おやめください。
愛岐トンネル群には、ウグイス・オオルリ・ヒタキの仲間など季節ごとに多くの野鳥が訪れます。水鳥も、眼下の庄内川
(玉野川)にカワウ、カモ、オシドリなどが見られます。オシドリは12月末から3月にかけて群れで飛来して羽を休めます。
愛岐トンネル群で当会会員によって撮影された鳥たちの写真です。
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