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2024年「第33回 秋の特別公開」 の報告

  • 2023年秋の公開チラシ
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  •  当会の春秋の公開は2008年春から始まり、今回で33回を迎えました。今回の公開は11月23日(土)~12月1日(日)の9日間で、その間、お迎えしたお客さまの数は、何と3万4千名さま!  お越しいただいた皆さま、ありがとうございました。
    その秋の特別公開の報告をまとめました。少し長いですが、ご高覧ください。

2024年秋の公開はこのように開催されました


当会理事長のご挨拶

中央線上りの下車客   トンネルを発見し、その当年度から多くの方に観ていただこうと、公開を始めて17年。コロナ禍で1回の中止を経て春秋あわせて33回目の開催となった秋の特別公開は、大きな事故もなく終演しました。 ご来場いただいた方、そして短期開催のためタイミングが合わず断念された方、紅葉が遅れ他所へ変更された方、その多くの愛岐トンネルを熱愛いただくファンの皆さま、ありがとうございました。

 今回は懺悔しなければなりません。
公開千秋楽となった12月1日の最終日は、来場者の大波が押し寄せてしまい、開門から正午すぎても・・・・・ 続きを読む



愛岐トンネル群は見どころいっぱい! 散策マップのご紹介

新パンフレット表紙側

新パンフレット中開き

この散策マップは、入場時にご希望の方にお渡ししているパンフレットで、いわばトンネル群を楽しむためのバイブルです。 地図と写真と解説で皆さまをご案内します。画像は散策マップ表紙側ページと中開きページです。 中開きページには見どころを解説しています。入口から折り返し地点まで1.7kmの間に、何とこんなに見どころがいっぱい。 ぜひ拡大してご覧ください。〔画像クリックで拡大表示〕
▶PDFファイルはこちら



公開初日に累計ご入場者40万人達成! おめでとう&ありがとう!

中日新聞40万人目の記事 40万人目のセレモニー

今回の公開では2008年の初回公開からの累計入場者数が40万人達成間近となっていましたが、公開初日の11時前に、めでたく40万人目の お客さまをお迎えすることが出来ました。40万人目のお客さまは澤本 稔さん(愛知県北名古屋市在住の50歳代男性)で、 愛岐トンネル群には初めてお越しいただいたとのこと。当会理事長から記念品 (トンネルをかたどった陶製のモニュメント)他を 贈呈させていただきました。

思い起こせば、2021年秋の公開で累計入場者30万人を達成しましたので、わずか3年で30万人が40万人に・・・。 それだけ愛岐トンネル群が広く認知され評価されてきたと言えるわけで、当会にとって喜ばしいことです。※新聞紙面の画像は、単なるイメージです。



2008年の初回から今回までの入場者数集計を公開します。今回はおよそ3万4千人のお客さまにご来場いただきました!

  • 入場者数一覧表
  • 入場者グラフ

    〔画像クリックで拡大表示〕

当会は2008年の第1回から1日ごとに入場者数をカウントし、その都度公表しております。 今回も入場者数データを公開します。入場者数の推移をグラフで眺めると、例えば新型コロナの影響による増減など、 興味深いものがあります。〔画像クリックで拡大表示〕
なお、今回の公開でめでたく累計入場者40万人を達成できたことは、別項目でご報告の通りです。



自転車を利用したエコ通行システム実験線の試乗を楽しんでいただきました。

エコ通行システム動画のタイトル エコ通行CBC取材

当会では近い将来、長大トンネルの通り抜けが可能となった場合を見据えて、長いトンネルを安全に楽しく通り抜け出来る技術を中部大学、地元春日井市と名古屋市の高校、地元の自転車メーカーの ご協力をいただいて共同研究していました。この度、その成果が実って、実験線を敷設するまでに至りました。

今回は会場内に敷設したばかりの実験線で試乗会を行いました。試乗会は公開日の全ての日で開催。場所はマルシェの先、5号トンネルの入口付近です。 実際にご家族 (友人知人)で乗って実験線28mを往復で走行していただきました。乗った感想はどなたも「楽しい!」と、大好評でした。 「もっと長くしてほしい」という方も大勢いらっしゃいました。1つ目の画像をタップ (クリック)すると試乗会の動画が再生できます。

【実証試験としてのデータ 11/23初日の測定結果】
運用時間:5時間6分 試乗回数:162回 乗車人員計:405人
1回あたり乗車時間:1.9分 (2分弱) 1回あたり乗車人員:2.5人/回



6号トンネルを「妖怪トンネル」と名付けて妖怪の影絵を映写しました!

6号の妖怪 6号の妖怪

6号トンネルの8つの妖怪たち、ご覧になりましたか?
「見たけど、鉄道遺産の愛岐トンネル群と妖怪がどういう関係があるの?」・・・ごもっともですが、その経緯については11/24付の中日新聞記事が端的にまとめてくれていますので引用します。

引用-----「妖怪を題材にしたアニメ映画に絡んで最寄りのJR中央線定光寺駅がファン巡礼の「聖地」となっているという。〈中略〉 その映画は、ゲゲゲの鬼太郎原作者の水木しげるさん生誕100周年記念作品として昨年23年11月に公開されヒットした「鬼太郎誕生  ゲゲゲの謎」。 主人公が降りる駅について監督が「定光寺駅をイメージしていた」などと述べたとされる。駅の場面はないものの、冒頭で古いトンネルが 印象的に描かれ、ファンの間で「幻の聖地」と評判になっている。」----引用終わり

6号妖怪トンネル 最寄りの中央線定光寺駅に降ってわいた 「ゲ謎」人気・・・。それを生かせないものかと当会では考えました。そこで 「トンネルの暗闇と妖怪は相性がいい」 として、一般的で子どもでも怖くない (笑) 妖怪を選び、その影絵を映し出す 「妖怪トンネル」の企画を思い付いたという次第です。

それには6号トンネルが長いし暗いしで、 都合が良い。壁に投影機を置いて、8つの可愛い妖怪を投影しました。6号トンネルを通り抜ける大人や子どもたちが声を上げたりして 楽しんでくれていました。
詳しくは下記リンクの中日新聞WEB記事をご覧ください。なお、新聞記事の画像は単なる記事のイメージです。▶中日新聞WEBの記事を見る

そうそう。6号トンネル入り口には「お化け提灯(ちょうちん)」のレンタル屋さんが店開きしていました 。(有料、土日限定)。愉快な趣向を考えたものです。 多くのお客さまがお化け 提灯を手に提げて妖怪たちに会いに行く姿が見られました。



地元のテレビ5局で紹介していただきました!

名古屋TVドデスカのタイトル CBCテレビ花咲かタイムズのタイムズ

地元名古屋の5つのテレビ局で取り上げていただきました。 詳細は別ページでご覧ください。
▶テレビ番組の報告ページを見る



中日新聞ほかで取り上げていただきました

  • 中日新聞
    10/13、「愛岐トンネル群自転車で行く」とのタイトルでエコ通行システムを取り上げていただきました。
  • 中日新聞
    11/12、「映画聖地・春日井に妖怪トンネル」とのタイトルで6号妖怪トンネルについて紹介していただきました。
  • 中日新聞
    11/14、「地域の宝 愛岐トンネル来て」とのタイトルで11月17日の春日井市民無料開放デーを紹介していただきました。
  • 中日新聞
    11/18、「提灯片手に妖怪探し」とのタイトルで6号妖怪トンネルを紹介していただきました。前日11/17の春日井市民感謝デーで取材されたものです。
  • 中日新聞
    11/24、「ぼうっと妖怪お出迎え」とのタイトルで妖怪トンネルについてのお客さまの反応など取り上げていただきました。なお、11/23の「来場40万人達成」については別項にて記事を紹介済みです。
  • 中日新聞記事
    12/3、秋の公開が終了し、総括的な記事を書いて下さいました。

今回も秋の公開についていくつかの新聞社で記事にしていただきました。特に中日新聞では (主として近郊版ですが) 何度も 取り上げてくださいました。また、公開終了後の記事では、公開9日間制では最高の入場者となったこと、および土日には「オーバーツーリズム」ともいえる混雑を招いたことへの反省などについて真正面に取り上げてくださいました。上記画像では中日新聞の一連の記事を紹介します。
 ※上記画像はすべて、新聞記事のイメージ (サムネール)として掲載させていただきました。



トンネルコンサートもお楽しみ頂きました。

2024秋の公開プログラム
〔画像クリックで拡大表示〕

毎回お楽しみいただいているトンネルコンサート・・・。今回は 「40万人入場記念コンサート」 と名付けてのコンサートです。 山々とトンネルに囲まれた自然の中でのステージは素敵な雰囲気・・・。「公開に来る楽しみのひとつがこのコンサート♪」とおっしゃる お客さまも多いのです。

ティエラブランカのステージ
▲フォルクローレのグループ「ティエラブランカ」のステージ。追っかけの方もいらっしゃるとか。

 竹林ステージとレンガ広場との2つのステージで、今回も多彩なジャンルの音楽をお楽しみいただきました。初日の11月23日や最終日の12月1日はレンガ広場の コンサート会場は満員。フォルクローレやフォーク、ジャズ、ポピュラーソング、ケルテック音楽、ブラスバンド、あるいはアルプホルンや馬頭琴などの演奏で盛り上がりました。 竹林会場でもオカリナや篠笛の演奏をじっくりとお聴きいただきました。

 


マルシェと6号県境広場のお店ご案内

マルシェと6号県境広場の出店カレンダー
〔画像クリックで拡大表示〕

愛岐トンネル群にはマルシェ広場と呼んでいる場所があります。入口の3号トンネルから1kmほど入ったところで、 そこには、トンネル坑口を模した木製のブース3基と仮設ハウスが設置されています。 その他にテントをいくつか仮設してお店が出店します。今回は各種お弁当や生ビール・お酒などの飲み物、こだわりのパンのお店や 饅頭・おこわ、スイーツ等のお店が7店勢ぞろい。テーブル席や木製ベンチも多数設けられていて、食事や飲み物でくつろぐお客さまの笑顔で あふれていました。どんなお店かは、上記の出店カレンダーをご覧ください。

マルシェのほかに一番奥の6号県境広場では土日限定ながら日本酒の 三千盛(みちざかり)さんも出店され、お酒の試飲 (有料) を楽しまれるお客さまで賑わいました。 (三千盛さんは多治見市笠原町の造り酒屋さん。辛口のお酒で有名)。以前は行き止まりでわびしさが漂う?6号県境広場でしたが、三千盛さんのお陰で賑わいが生まれました。喜ばしいことです。



「2024年秋の特別公開」 9日間のフォトアルバム 

  • フォトアルバムのタイトル
  • 「2024年秋の特別公開」 9日間のフォトアルバムを作ってみました。紅葉や見どころ、各所の賑わいなどの写真を選んだアルバムです。 写真は全部で80枚以上あります。

    ただ、残念ながらあくまで記録写真であり、芸術作品ではありませんので、期待しないでご覧ください(^^;

    画像クリックでフォトアルバムのページにジャンプします。

 



大人もちびっ子も楽しめるイベントと手作りアクティビティー

アクティビティーマップ2021秋

愛岐トンネル群は鉄道遺産でそのうえ登録有形文化財だから、子どもたちは楽しめないのでは!? いえいえ、とんでもない。 会場のそこかしこには、ちびっこ向けのアクティビティーがいくつかあって、楽しく遊べるのです。

いつもながら、レンガ広場のSLの動輪(C57動輪)の他、ターザンブランコや平均台、それにちびっこ用ボルダリングも大好評でした。 他に竹林の「登る遊具」、マルシェ近くの「木琴竹琴」などでも遊んでもらいました。もちろん、おとなの方にはコンサート などでお楽しみいただきました。

そうそう、忘れてはいけない。マルシェ手前の「トンネルで働くクルマたち」も大好評でした。トンネルで運搬や整備に使われる 運搬車4種やバギー (3輪バイク)、それにユンボまでが展示され、子どもたちが運転席に座って運転した気分になれる、という 催しです。(勿論キーは抜いてあり、タイヤ止めもしっかりやってあるので、動く危険はありません)。子どもたちどころか、パパも 乗りたそうでしたよ。

子ども広場の動画タイトル

画像クリックで秋の公開での子ども広場の動画をご覧いただけます。 ターザンブランコ、平均台、それにボルダリングを楽しむちびっ子たちです。実に楽しそうでしょ!?



ビジターセンターの特別展示が今回も賑わいました

ビジターセンターのポスター ビジターセンター風景

すっかりお馴染みとなった当会のビジターセンター。ビジターセンターはJR定光寺駅を降りたら、トンネル群とは反対方向 (名古屋方向) に数十m行ったところにあります。

ビジターセンターでは、今回も担当会員や中部大学鉄道研究会の会員さんの尽力で、トンネル群の活動を記録した写真パネルから鉄道資料やジオラマなどが展示され、見ごたえある特別展示となりました。ちびっ子から大人、外国の方まで、多くのお客さまにお楽しみ頂きました。(ビジターセンターは土日のみオープン。9:00~15:00 入場無料。)
「2024年秋の公開フォトアルバム」でビジターセンターの催事の写真を掲載していますので、ご覧ください。 ▶フォトアルバムを見る



多くのボランティアの方に協力していただきました

今回も多くの方にボランティアとして参加していただき、大変助かりました。ありがとうございました。

  • ボランティアその3 東濃信用金庫のボランティアの皆さん(その1)。入場待ちの行列の整理や入場料収納で活躍していただきました。助かりました。
  • ボランティアその1 けやきライオンズクラブ及びボーイスカウト小牧のボランティアの皆さん。このC57動輪は けやきライオンズクラブさまの寄贈によるモニュメントなのです。
  • ボランティアその2 大学生のボランティアの皆さん(留学生の方もいました)
  • ボランティアその4 東濃信用金庫のボランティアの皆さん(その2)。日替わりで5人の方が4日間参加してくださいました



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