中央線千種駅には こんな120周年祝賀の掲示がありました
開業120周年記念特別公開が終わった8月初めのこと、当会のA会員がJR千種駅の〈みどりの窓口〉に所用で立ち寄ったところ、 壁に「千種駅開業120周年」を祝う掲示を見つけました。掲示されていたのは、昔の千種駅駅を撮影した写真と、「120年の歩み」、それに 手書きの駅長さんの挨拶文などでした。A会員はこれにいたく感激し、メーリングリストを通じて会員に知らせてきてくれたのでした。
当会ではささやかながら「中央本線名古屋・多治見間開業120周年」を祝賀する行事を開催(2020年7月25日26日)した訳 ですが、「本家」のJRさん側に120周年の祝賀の機運がないように感じられて、さびしく思っていたところでした。 そこにこの千種駅の掲示、特に駅長さんの挨拶文です。
この心のこもった挨拶文にはぐっとくるものがありました。千種駅の開業を祝っているとはいえ、忘れていたんじゃないのだ。 鉄路の歴史を大切にする鉄道マンの心意気に打たれました。
前述のA会員の驚きと感激は、みどりの窓口だけでは終わりませんでした。彼が千種駅のホームに下りて電光掲示板を見上げると・・・ そこには次の文字が流れていました。
【祝!開業120周年】千種駅は7月25日をもちまして開業120周年を迎えます。皆様のご愛顧の 賜物と社員一同心より感謝申し上げます。これからもお客さまの安全第一で、安心・・・(以下省略)
何とこころのこもった粋なやり方・・・。A会員は温かい思いを胸に、帰宅の途についたのでした。
千種駅駅長さん、千種駅開業120周年おめでとうございます。そして、ありがとうございます!
●追記 駅構内にはちゃんとしたポスターもあったようです
千種駅みどりの窓口の掲示は少し手作り風のものでしたが、たまたま見つけた下記の岸邦晴さんという方のブログによると、千種駅構内には 額入りのちゃんとした(失礼)ポスターも複数枚掲示してあったようです。興味ある方はそのブログを閲覧されてはいかが!?