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地元の小学校の生徒さんがトンネル群を見学! 2021.10.26

見学会で理事長挨拶

 10月27日に地元T小学校の6年の生徒さん50名あまりが、トンネル群の見学に来てくれました。 恒例の学年行事として毎年行われているものです。

 9時過ぎにトンネル群に集結した生徒さんと先生方。3号トンネル前でまず当会理事長が 挨拶します。愛岐トンネル群の概要と、トンネル群が地元の誇る遺産であり、宝物であることなどを 述べました。そのあと、3グループに分かれて、当会会員の案内で6号トンネル多治見口まで1.7kmの コースの往復です。もちろん、要所要所でグループごとに引率の会員が説明をします。


ゴリラ岩の前で

途中の落石防護柵や残存物、大モミジ、水車、ゴリラ岩、動植物などの説明パネル、赤レンガの 説明スペースなどでは説明を興味深く聞いてくれました。中にはいわゆる「鉄ちゃん」の子もいて、 「古虎渓駅は昔は池田駅だった」と、何でそんなことまで!?と驚くような知識を披露してくれたりし、 こちらもたじたじでした(笑)。


C57動輪動輪を自転車でこいで遊ぶ

レンガ広場ではC57動輪で遊んでもらいました。動輪の大きさに目を見張ったあと、動輪の隣の自転車を漕いで動輪を 回転させます。さすが疲れ知らずの子どもたち、パワフルに自転車をこいでくれました。

動輪で遊んだあとは、6号トンネル入り口の赤レンガ説明スペースを見、このトンネルが難工事だったことを 説明しました。このあと、いよいよ最後の6号トンネルに入ります。
6号トンネルでは、「現代の子に真の暗闇を経験してもらおう」との意図で、往きはトンネル内の照明を 切ってまっ暗の中、笹の枝を手に持って壁を伝って歩きます。入口と出口付近を除けば、真っ暗!。 真の暗闇です。そんな中をキャーキャー言ったり歌を歌いながら歩く子どもたち。声を出しながら歩かないと まえの人にぶつかる心配があるからでもあります。何にしても、元気で楽しそうでした。
※先発と後発で見学順序が異なります。C57の体験が先のグループと後になった グループがあります。


6号トンネルの帰路はLEDを点灯して

6号多治見口までなんなく完歩したあと、6号の復路はLED照明を点灯して戻ります。(画像はそのLED照明の 様子)。彼らたちは明かりと太陽のありがたみを実感したことでしょう。このあと、3号トンネルまで大急ぎで戻ります。


帰りの挨拶

生徒さんたちは無事3号トンネルの広場に戻ってくれました。地元の大切な遺産に触れて、トンネル群の 自然の中を歩いた一日でした。当会理事長の挨拶で見学会は無事終了。11時45分ごろ、元気に帰っていきました。 (2021.10)


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