「赤煉瓦ネットワーク2018横浜大会」が開催され、「日本赤煉瓦土木番付」が発表されました(2018.11)
「赤煉瓦ネットワーク2018横浜大会」が2018年11月10日に横浜市で開催され、各地の赤煉瓦構造物の 現状や活用について熱心に報告や討論が行われました。
この席上、大相撲の番付表に模した「日本赤煉瓦土木番付(素案)」が発表されて、愛岐 トンネル群が東の大関に選ばれました。(この段階では素案でしたが、2019年4月に最終決定となりました)
この土木番付は、ご覧の通り、まるで大相撲の番付表のよう・・・。全国にこんなにも多数の赤煉瓦土木構造物があり、 それらを愛し、保全しようとしている団体があるとは心強い限りです。
●2019年4月に最終決定版が発表され、愛岐トンネル群の「東大関」が確定しました!
2019年4月に最終決定版がお披露目されました。愛岐トンネル群は素案どおりの「東の大関」が正式に決定されました。当会にとって
誠に名誉であり、悦ばしいことです。
▶「赤煉瓦土木番付決定版」の印刷用PDFはこちら
●「赤煉瓦ネットワーク」とは
赤煉瓦ネットワークは、舞鶴市と横浜市の自治体職員による自主研究活動の交流から始まった任意団体。
1991(平成3)年の設立以来、全国各地で赤煉瓦建築や構造物を愛するメンバーが様々な活動を展開しており、当会も
会員となっている。
▶赤煉瓦ネットワークのHPを見る
▶赤煉瓦ネットワークのフェイスブックを見る
●「日本赤煉瓦土木番付」とは
赤煉瓦ネットワークの公式HPによれば、『この「日本赤煉瓦土木番付」は国内各地の煉瓦の土木構造物を広く紹介
する目的でつくられたもので、以下の種類の土木構造物に絞り込んで作成しておりますことをご了承ください』・・・とあります。
つまり、例えば東京駅などは建築物であり、土木構造物ではないので、この番付には含まれないことになります。
●橋梁(鉄道・道路・水路)、拱渠 ●隧道、トンネル(鉄道・道路・水路) ●堰堤、ダム ●水門、閘門、樋門、堰
●防波堤、護岸 ●燈台 ●鉱山施設 ●上下水道施設 ●船渠、ドック ●発電所と付帯施設 ●要塞・砲台