画像クリックで動画を再生します。11/29撮影。
35回目を数えた「愛岐トンネル群 秋の特別公開」を終了しました。 11月29日から12月7日までの9日間という期間限定での公開に、37,029人もの来場者にお越しいただきました。 この来場者数は、昨年記録した過去最高の34,000人余りを、さらに3,000人も上回り記録を更新する大盛況でありました。 狭い場内の過剰ぶりに困惑しながらも、ご来場の皆様には深く感謝いたします。
期間中は降雨もなく天候にも恵まれ、散策を愉しんでいただけたと思います。ただ、紅葉については期間の前半に最盛期が訪れ、
後半は落葉が始まるなど公開期日の設定は難しいと痛感しています。
毎年新しい試みをしよう!と、今回は全国で廃線再生に挑む官民各グループと連携して“ご朱印”ならぬオリジナルの「廃線印」を作って販売しました。フタを開けると想像を絶する人気となり、用意した数量が2日で完売、急遽再注文するなど
お求めの方々にご迷惑をおかけしたことをお詫びいたします。次回開催時には新たなデザインで完売によるご迷惑をおかけしないよう心がけます。
ところで、コロナ禍で縮小した旅行ツアーが少しづつ戻りはじめ、今回はJR電車全車両を貸し切った「愛岐トンネル特別列車」が
中央線を走って来場しました。いつの日にか、ぜひ関東から「特急あずさ 特別列車」が走ってくる姿が見てみたいものです。
コロナ禍で2020年には公開を1回お休みしましたが、春秋の年2回開催は18年目を過ぎました。来年はどんな姿で登場するのか!どうぞご期待下さい。
NPO法人愛岐トンネル群保存再生委員会 理事長 村上 真善
ーー「2025秋の特別公開」 の概要ーー
・「秋の特別公開」の開催要領
・散策マップのご紹介
・入場者数集計を公開します
・マルシェのお店紹介と出店カレンダー
・イベントと手作りアクティビティー
ーートピックスーー
・愛岐トンネル群の廃線印がデビューしました
・テレビと新聞に取り上げていただきました
・トンネルコンサートをお楽しみいただきました
・今回も6号トンネルが「妖怪トンネル」になりました
・ビジターセンターの特別展示が今回も賑わいました
・今回も手作りアクティビティが人気でした
と き:2025年11月29日(土)~12月7日(日)の9日間
開場9:30 閉門15:00 最終入場14:00 雨天中止
ところ:旧国鉄中央線3号~6号トンネルと廃線跡地 約1.7km (往復3.4km) 約2時間の自由散策。
受 付:JR中央線定光寺駅下車 上流300m先受付
入場料:1人100円(当日払い)※小学生以下は無料 事前申し込み
(予約) 不要
主 催:春日井市観光コンベンション協会、愛岐トンネル群保存再生委員会
問合せ:愛岐トンネル群保存再生委員会
[公開時問合せ専用] 080-9492-5458
【ご注意とお願い】
①会場周辺には駐車場がありません。JR中央線をご利用ください。
②廃線には砕石が残っています。歩きやすく底のしっかりした靴でお越しください。
③懐中電灯をご持参ください。
④ペット入場不可。
⑥期間中は場内で
弁当・飲料水など販売します。
⑦定光寺駅には期間中、一部の快速列車が停車します。
⑧定光寺駅は無人駅のため往復切符
またはTOICA・manaca等のご利用が便利です。
「散策マップ」は、入場時にご希望の方にお渡ししているパンフレットです。いわばトンネル群を楽しむためのバイブル。地図と写真と解説とで皆さまをご案内します。
このパンフレットは三つ折りになっていて、中開きページで見どころを詳しく解説しています。(上の画像が中開きページ)。
入口から折り返し地点まで1.7kmの間に、こんなに見どころがいっぱい。ぜひ散策のお供にこの散策マップをご利用ください。〔画像クリックで拡大表示〕
▶散策マップの表紙ページはこちら
▶印刷用PDFファイルはこちら
県下有数の大モミジ (春日井市天然記念物)
山の神トンガリ岩
愛岐トンネル群の廃線印が発売されました
トンネルコンサート
当会は2008年の第1回から1日ごとに入場者数をカウントし、その都度公表しております。 今回も入場者数データを公開します。
今回は (午後に短時間しぐれた日もあったものの) ほぼ9日間とも天気に恵まれました。そのおかげもあって、9日間の通常開催では最多の入場者数を記録するなど、多くのお客さまをお迎えすることが出来ました。
ご覧いただくデータは2つあります。
「公開日ごと入場者数一覧表」 は毎年の春と秋の入場者数を公開日ごとに記録し、表にしたものです。もうひとつは
「公開年ごと、春秋ごとの入場者数のグラフ」です。
入場者数の推移をグラフで眺めると、新型コロナ蔓延による外出控えや、トンネル群の評価の高まりなどによる増減が一目で分かり、興味深いものがあります。〔画像クリックで拡大表示〕
レンガ広場のステージと客席
ほたる&マリー
岡田 望さん
月ノ中さんのステージ。今日はバンジョーに加えてバイオリン、タイコ、スプーンと楽しいメンバー。竹林会場やビジターセンターでも演奏したとか。
竹林会場でオカリナのグループが演奏されていました。竹林にはオカリナや篠笛などの音色が似合います。
12/7(日)最終日のレンガ広場会場風景。ステージ上では「アコギ大好き仲間たち」 7グループの熱演。
マルシェと呼ばれる広場には食べ物・飲み物などの4つのお店が出店。当会のグッズ(廃線印も)の店も入れれば5店がお客さまをお迎えしました。 ここはテーブル席やベンチ、丸太ベンチなどで、ゆっくりと飲食を楽しんでいただける場所です。 マルシェの廃線敷きより少し高いマルシェテラスでは、眼下の玉野渓谷や山々の景色を眺めながらくつろいでいただきました。弁当類は早々と完売した日も ありました。また暖かい日が多かったこともあり、生ビールの売れ行きも良かったようです。
今回はマルシェに加えて6号県境広場にて初日・2日目に多治見の銘酒「三千盛」の試飲(有料)が行われ、賑わいました。3日目4日目にはカイロプラクティックの
体験会が催されました。
〔画像クリックで出店カレンダーを拡大表示〕
マルシェにたどり着くと土日などは行列が出来ているかもしれません。奥村製菓さんの お店のお客さまの行列なのです。
山菜おこわ栗おこわなどと和風のスイーツが評判です。お弁当は春日井市観光コンベンション協会のお店も好評です。
マルシェの通りです。テーブルやべンチでくつろぐお客様で賑わいます。眼下には庄内川の渓谷美が望めます。ここには有形文化財の暗渠があって、立て坑の中を覗くお客様でいっぱい。春の公開では五月の空に鯉のぼりが泳ぎます。
当会の売店です。絵はがき、トンネルカード、汽車土瓶、活動レポート、各種バッジなど、ここでしか買えないものばかり。
総合案内所も兼ねているので、何なりとお尋ねください。今回はすぐ隣で廃線印を売りだしました。
小牧酒販組合春日井支部さんのお店。生ビール、ワイン、日本酒、地ビール、おつまみ類も取り揃え。マルシェテラスのテーブル席ではお弁当をつまみながら生ビールでのどを潤す人が多かったです。食後の温かいコーヒーも取り揃えています。
こだわりのパン屋さん「フォーレ」。多治見市廿原(つづはら)のお店です。今回は焼きたてのパンに加えて「あん巻き」も販売。飛ぶように売れたようです。パンも勿論好評でした。ポリフェノールいっぱいのモミジサイダーも売れていました。
6号奥の県境広場では11/29と30の2日間限定で、多治見の銘酒「三千盛」の試飲会が開催されました(有料)。辛くちで評判の「三千盛」です。呑み助の皆さんがじつにうまそうでしたよ。12/1と2にはカイロプラクティック体験会が行われました。
お寺や神社、お城など、いま御朱印がブームのようです。その御朱印に近年、「廃線印」が仲間入りしました。 既に全国で17の廃線印が作られているとの情報もあります。当会も乗り遅れてはならじと急遽 「廃線印」を作り、今回、発売開始しました。
この当会の廃線印が驚くほどの評判となりました。マルシェの特設売り場にはお客さまがひっきりなし。2日目には予定数完売となり、急遽、 増刷した分も公開期間中に目出度く完売となったほどでした。準備した当会特製御朱印帳も目出度く完売となりました。恐るべし、御朱印ブーム。
なお全国の廃線印については専門サイト「廃線印コム」を ご覧ください。
当会では昨年秋の公開から6号トンネルを「妖怪トンネル」と名付け、妖怪を登場させましたが、 好評に応えて今回も開催しました。 これは昨年、「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」のヒットにより、当会最寄りのJR定光寺駅がファンの間で「聖地」認定されて いるらしいとの話が発端です。(この件は 昨年11月の中日新聞紙面に載りました)。
愛岐トンネル群の4つのトンネルの中で一番長く暗い6号トンネルが妖怪登場の場です。登場と言っても、 トンネルの壁に幻燈のように妖怪を投影するという趣向です。題材は日本の伝統的な妖怪で、ちびっ子が 見ても怖くない、つまりどこか愛嬌のあるものを選びました。その数、10人というか 10匹?です。 レンタル提灯をぶら下げ、妖怪になった気分でそぞろ歩く人たちで6号トンネルは大賑わいでした。

NHKなごや「まるっと!」
12月2日18:30~
地域の魅力を「まるっと」届け、「まるっと」受け止めたい・・・そんな身近なニュース番組が
NHK名古屋の「まるっと!」です。
秋の公開4日目の12/2夜に放送されたこの番組。取材の記者さんは数日間にわたって実に熱心に取材されました。
放送ではトンネルや紅葉の素晴らしさだけでなく、我々の想いまで汲み取って紹介していただけました。〔画像クリックでダイジェストを拡大表示〕

中京テレビ「キャッチ!」
12月2日 15:50~
地元中京テレビのワイド番組「キャッチ!」で12/2放送で取り上げられました。今年の紅葉の美しさや廃線印などについて、さらに会の目指すところなどについて当会の理事長がお話しました。〔画像クリックで拡大表示〕
今回もいくつかの新聞社の記事に取り上げていただきました。特に中日新聞では公開前から終了後の総括記事まで タイミングをとらえて報道していただきました。以下、中日新聞記事の概要をご覧いただきましょう。なお画像は中日新聞web記事よりお借りしました。
12/13付記事「愛岐トンネル群の特別公開に特別公で3万7千人超 通常開催で過去最多」のタイトルで(通常開催で)過去最多の人出であったことと
紅葉が見事だったことを取り上げていただきました。(記事の画像は4号トンネル春日井口の様子です。大勢の人がトンネル内から外の光景を撮影しています。人気の撮影スポットのようです)
11/29付記事「愛知、岐阜両県にまたがる旧国鉄中央線廃線跡『愛岐トンネル群』」とのタイトルで秋の公開が11/29から
始まったことを取り上げていただきました。(画像は4号トンネル多治見口から大モミジを見たところ。広角カメラで撮影のため大モミジが小さく見える)。また記事と同時に中日新聞デジタル編集部のチャンネルでYouTubeに動画を投稿されました。
▶YouTubeの動画を見る
11/15付記事「愛岐トンネル群に『廃線印 」のタイトルで、11/29から秋の公開が始まることと 、廃線印を売り出すことを伝えていただきました。心配しつつ売り出した廃線印の売れ行きや、いかに!

11/30付記事「大幕デザインD51からC57へ」のタイトルで3号トンネルのC57大幕が新たに制作されたことを取り上げていただきました。
ここには10年ほど前から実物大D51の大幕が設置されていましたが、
旧中央線にはC57も走っていたことからC57の大幕を新たに制作し、11/29の公開初日から披露することとなりました。
愛岐トンネル群の公開には大人も子どもも楽しんでもらえるアクティビティがいくつかあります。どれも会員の手作りだったり、
遊び心が満載のものばかり。今回も大勢の子どもたちが(時には大人たちも)楽しく遊んでくれました。そのうちの幾つかを紹介しましょう。
▶アクティビティの紹介ページを見る(古いので参考までに)
のぼる君
トンネル群に入場して最初に出会う遊具が、この「のぼる君」です。2本のヒモを両手で交互に下へ引っ張るとアンパンマン・ドラえもんが竹をスルスルと
登ります。手を離せば降りてきます。ちょっと不思議で、面白い。
働くクルマたち
当会で働いているクルマ5台に乗って、運転気分を味わうことが出来ます。(動かないようにしてあるので危険なし)
。会場はマルシェの手前。ユンボ、三輪バギー、運搬車、ダイハツミゼット(4輪車)など。土日は子どもたちに大人気です。
C57動輪
レンガ広場にある遊べるC57のSL動輪です。自転車に乗って漕げば3トン近い動輪が
ゆっくり回転します。1回転で5.5メートル進みます(仮想)。土日には地元のけやきライオンズクラブの皆さんがサポートしてくださいました。
子ども広場のターザンブランコ、平均台、ボルダリング
ターザンブランコは竹のやぐらで吊っている巨大ブランコです。1本吊りなので旋回できるなど、ダイナミックな
動きがたまりません。 平均台は、ちびっ子がパパママに手を引かれて何度も何度も挑戦します。見ていて微笑ましいです。
ボルダリングも子どもたちに喜ばれます。特に小さい子は、親子の共同作業になります。
画像クリックでイメージ動画が再生されます。全画面での再生も可能。
庄内川の河原
竹林の下にある庄内川の河原です。この辺りは川幅が広く流れがゆったりしていて、河原も広々して気持ちが良いです。
なぜか、石投げをやっちゃいます(笑。ちなみに、この河原からは定光寺駅が目視出来ます。
(もみじ山からさらに数百メートル歩くとピクニック河原という名の河原があります。一番奥に位置し山道を歩くこともあり、健脚向きです)
愛岐トンネル群にビジターセンターがあること、かなり知られてきました。公開時の土日には大勢のお客さまが立ち寄り、当会の活動記録や 各種鉄道資料、それにジオラマの運転展示で楽しんでいただきました。
【開催要領】
と き:トンネル群公開時の土日祝のみ。9:30~15:00のオープン。
ところ:当会ビジターセンター(定光寺駅下)
入場料:無料。時間内は出入り自由
協 力:中部大学鉄道研究会の皆さん、ママテツクラブの皆さん。

写真は当会の3号トンネルに掛けられたC57の大幕です。早い話が特大の「のれん」ですね。 この大幕は前回の公開まではD51がモデルでした。会員(とその奥様)によって染色の技法で作られたもので、作って10年近くになるため、汚れ・痛みが心配になりつつありました。
それと中央線にはD51だけでなくC57も走っていました。C57のことも記憶にとどめようと、今回、C57の大幕を制作することになった次第です。
染め上げられているSLはC57139号機です。天皇陛下のお召列車を引いたことも度々あるという、由緒あるSLなんです。
ちなみに、この大幕をくぐってトンネル内に入ると振り返って外を(うしろを) 見るお客さまが増えてきました。 多くの人がここでカメラを(スマホを)構えます。晴れた日でしたら不思議な景色が見えるのです。初めての方、どうぞお楽しみに。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました