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当会にて地元 T小学校の見学会が行われました(2024.5.14)

小学校見学 理事長挨拶

当会の地元のT小学校では、例年春に6年生の生徒さんのトンネル群見学を実施して下さっています。今年の見学会は5月14日に行われました。
この日、生徒さんたち48名は9時半前に元気なあいさつとともに来場。 引率は先生お二人です。まず3号広場で当会理事長がトンネル群の由来や会の活動などについて説明しました。 そのあと3グループに分かれ、会のガイド3名の案内で、6号トンネル多治見口に向けてスタートです。(グループごとに時間差をつけて歩きました)。

爽やかな風の吹くなか、新緑の山々を見、小鳥のさえずりを聞きながら歩きます。当会ガイドの説明を熱心に聞いてくれ、時には鋭い質問があったりでガイド役もたじたじ。
途中、水車広場のところでは、みんな、「幸せの鐘」を叩いて大はしゃぎしたりしました。

4基のトンネルの最後で最長の6号トンネル333mでは、真っ暗闇を体験してもらいました。
この6号トンネルは通常は足元と壁にLEDによる最低限の灯りが点灯されているのですが、その電源を切ってしまったのです。入口から少し入ると、本当に真っ暗になります。
生徒たちは1mくらいの長さの笹竹を手に持ち、トンネルの右側の壁を探りながら歩いてもらいました (左側の壁は退避壕などがあるため壁伝いには歩けない)。 前や後ろの人とぶつからないよう、声を出しながら、時には歌を歌ったりしながら歩きました。
6号奥まで踏破して、県境広場や6号多治見口の坑口を見学。そこからはUターンして、また暗闇の中を笹竹を頼りに戻りました。
真の暗闇を味わったことなど恐らく初めての子供たち。良い経験になったかもしれません。


C57動輪にて

6号の真っ暗闇を往復で体験したあと、レンガ広場では「遊べる回せるC57動輪」でみんなが大騒ぎしながら自転車を漕いでくれました。(グループによって見学の順番が異なります)

無事3.4kmを歩き通して、生徒たちは疲れも見せず無事に3号広場に戻りました。理事長のまとめの挨拶のあと、昼前に「ありがとうございました」の元気な声と共に帰っていきました。 きっと「私たちの町にはこんな貴重な宝ものがあるんだ」と感じてもらえたのではないでしょうか。

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