除幕式を終わって記念撮影。ライオンズクラブ様、観光コンベンション協会会長、当会理事長
けやきライオンズクラブ様 創立25周年記念モニュメント除幕式が行われました!2020.2
2020年2月22日、愛岐トンネル群入口階段下の広場で、セレモニーが行われました。 春日井けやきライオンズ様が創立 25周年の記念行事としてモニュメント(記念碑)を寄贈してくださることになり、その除幕式が挙行されたのでした。
どんなモニュメント?
JR中央線の勝川駅でホームだった赤レンガのかたまりで造られたモニュメントです。
10年余前、勝川駅が高架化で大規模改修されたのですが、ホームには開通当時のままの、つまり百年以上前の赤レンガで作られた部分が
そこかしこに残っていました。
それらの多量の赤レンガは廃棄処分となる運命でしたが、「勿体ない、赤レンガを保存しよう」という機運が高まり、その赤レンガのかたまりを 幾つか保存することになって、愛岐トンネル群の入り口に10年以上保存されていました。とはいえ、注目されることも少なく、静かに眠るばかりでした。
赤レンガたちは歴史の生き証人
▲レンガブロックの由来を記したプレートです。画像クリックで拡大表示
赤レンガは明治・大正・昭和・平成の4つの時代を勝川駅のホームから眺めてきた・・・いわば歴史の生き証人です。 今回、けやきライオンズクラブ様の創立25周年記念のモニュメントを寄贈してくださることとなり、当会がこれら赤レンガを 題材にするよう提案し、ご了承いただくことができました。 赤レンガたちは処分されずに、記念碑としての余生を送れることになりました。それも懐かしき旧中央線の廃線跡で・・・。 赤レンガたちもきっと喜んでくれていることでしょう。当会としてもよろこばしい限りです。
デザインも施工も当会会員で
この赤レンガのモニュメントは、じつは当会会員たちのデザインによるものです。工事も会員が全力をあげて
取り組みました。いわば、会員たちの渾身の作品です。ワイルドで、ちょっぴり現代アート風!?
トンネル群の公開に是非お出掛けいただいて、実物をご覧ください。その時に、赤レンガたちのたどってきた歴史も思いやって
下されば幸いです。
無事に除幕式が終わり、自分たちの作品の前で記念撮影
会員たちによるモニュメント工事の様子を、すこしだけ紹介します
-
レンタルしたユニック(クレーン付きトラック)でレンガのブロックを吊り上げ、移動します。
-
一番重量のあるレンガブロックを釣り上げる。操作するのは当会の有資格者。とにかく安全第一!
一番大きなレンガのブロックを移動できた。
セメントをひたすら練って、台座を造る。
作業も終盤となった。台座の上にレンガブロックを据え付ける。