入り口ゲート前の仮設トイレを簡易水洗式にしました 2019.4
当会の入り口には、公開時、3基の仮設トイレがあります。従来はいわゆる「ボットントイレ」というやつでした。 汚いし臭いしで、長らく不快な思いをおかけしておりました。
ここには公共の下水道は来ていないので、汲み取り式となるのはやむを得ないのですが、それにしても「便槽内が 丸見えのボットンでは!」・・・という訳で、2018年春の公開前に、簡易水洗式の仮設トイレを購入・設置いたしました。 上記の写真が設置風景です。
●簡易水洗式仮設トイレとは?
簡易水洗式とは、用済み後にペダルを踏むと、1回あたりコップ1杯半ほどの洗浄水が流れ出て、便器内を洗い流す方式です。 洗浄水は、トイレ下部に70リッターの洗浄水タンクがあり、ペダルを踏むことにより流れます。トイレの部屋と便槽とは 遮断されているため、臭いもあまり気にならず、便槽内が見えないため嫌悪感を抱かずにすみます。実際のところ、 簡易水洗式の導入はまずまずご好評をいただくことができたようです。
●トイレの中はどうなっている?
内部はかなり広いです。間口も奥行きも十分あります。屋根が半透明になっていて、明るいです。便器が「和式」 なのは、昨今では不評かもしれませんが、こうした共用のトイレではお許し願いましょう。
トイレの内部です。右下のペダルを踏むと、コップ1杯半ほどの水が流れ出て、便器内を洗浄します。流された汚物
などは、トイレ下部の便槽に貯留されます。必要に応じて役所に依頼し、汲み取ってもらうことになります。
【お願い】
・あまり何回もペダルを踏まないようにお願いいたします。
・「大」の場合は、前もって1回流して便器を濡らしておき、用が済んでからもう1回流すと、きれいに用が済ませます。
●会場内の他のトイレは?
トンネル群の会場内には、他にもレンガ広場と一番奥の6号県境広場にも各4基づつの仮設トイレがあります (男性用小便器1基づつを含む)。現状では汲み取りのバキュームカーが入れない廃線敷きという制約があるのですが、 利用時の快適さ向上と環境汚染をなくすためにも、その制約を何とか解決し、可能な限り改善を進めていきたいと 考えています。