6号トンネルのインバート発掘調査を行いました。2017年11月
11月12日(日)に、6号トンネル春日井口坑門にてインバート発掘調査を行いました。 名大の横山教授(産業考古学会理事長)、大阪府柏原市・三重県桑名市および亀山市の各教育委員会等の発掘専門家のご参加をいただき、 当会会員とでインバート発掘調査を行ったものです。
インバートとは?
インバートとは、トンネルの強度を高めるため、掘削断面の底部に造られた逆アーチ状の建造物です。 愛岐トンネル群では、6号トンネルだけがこのような構造を持っています。
インバートは通常、地中にあるため見ることができませんが、6号トンネルではすでに一部を発掘し展示してきました。 6号トンネルのようなインバートは全国的に希少で注目されていることから、今回、さらに発掘規模を広げ、調査確認することに なったものです。秋の公開時には、掘り下げた上に橋を架け、坑口のインバートを全面にわたりご覧頂けるようにする予定です。
なお、発掘の様子はNHKにより取材され、11月18日(土)の朝 7:30から、NHK総合「ウィークエンド中部」で
放映される予定です(中部7県向け番組)。
同番組では、同時に収録したレンガ広場でのティエラブランカ(フォルクローレのグループ)
演奏風景なども含めて放映の予定です。ぜひご覧ください。 (2017.11)