25年春の公開が無事終了することができました。
初日&最終日が雨模様!と5日間の期間中に2日もの雨天になったことは
過去にもほとんどなく、日頃の小生の所業悪さから、その日にしか来訪日程が取れなかった方々には深くおわび申し上げます。
ところで実質3日の公開にもかかわらず、8700人近くの(春期) 歴代3位の来場記録になるほどの来場者にお越しいただいたことも 想定外です。どうも昨年秋あたりから上昇傾向が続いているようです。来訪の方々からは「もっと公開日を増やせないの?」 「秋は混雑しすぎてこの素晴らしい自然環境を愉しめない」など多くの苦言を頂戴します。オーバーツーリズム気味の来訪数には 嬉しさ半分、ザンゲ半分の複雑な状況で、多くの苦言の打開策を逡巡しています。期間延長などはスタッフ全員がボランティアであり、 春は150人、秋は300人以上と・・・ 【続く】続きはこちらから
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ーー「春の特別公開」 の概要ーー
・「春の特別公開」の開催要領
・散策マップのご紹介
・入場者数集計を公開します
・トンネルコンサートのプログラム
・マルシェのお店紹介と出店カレンダー
・イベントと手作りアクティビティー
ーートピックスーー
・C57動輪が多治見駅に到着しセレモニーが行われました
・テレビに取り上げていただきました
ーーいくつかのイベントが開催されましたーー
・エコ通行システム実験線試乗会を開催しました
・ビジターセンターの特別展示が今回も賑わいました
・6号トンネルが「妖怪トンネル」になりました
・カブトの記念写真撮影会を開催しました
・カイロプラクティック無料体験会が開催されました
と き:5月2日(金)~5月6日(振休)の5日間
開場9:30 閉門15:00 最終入場14:00 雨天中止
ところ:旧国鉄中央線3号~6号トンネルと廃線跡地 約1.7km
(往復3.4km) 約2時間の自由散策。
受 付:JR中央線定光寺駅下車 上流300m先受付
入場料:1人100円(当日払い)※小学生以下は無料
事前申し込み
(予約) 不要
主 催:春日井市観光コンベンション協会、愛岐トンネル群保存再生委員会
問合せ:愛岐トンネル群保存再生委員会
[公開時問合せ専用] 080-9492-5458
【ご注意とお願い】
①会場周辺には駐車場がありません。JR中央線をご利用ください。
②廃線には砕石が残っています。歩きやすく底のしっかり
した靴でお越しください。
③懐中電灯をご持参ください。
④ペット入場不可。
⑥期間中は場内で
弁当・飲料水など販売します。
⑦定光寺駅には期間中、一部の快速列車が停車します。
⑧定光寺駅は無人駅のため往復切符
またはTOICAやmanaca等のご利用が便利です。
「散策マップ」は、入場時にご希望の方にお渡ししているパンフレットです。いわばトンネル群を楽しむためのバイブル。地図と写真と解説とで皆さまをご案内します。
このパンフレットは三つ折りになっていて、中開きページで見どころを詳しく解説しています。(上の画像が中開きページ)。
入口から折り返し地点まで1.7kmの間に、こんなに見どころがいっぱい。ぜひ散策のお供にこの散策マップをご利用ください。〔画像クリックで拡大表示〕
▶散策マップの表紙ページはこちら ▶印刷用PDFファイルはこちら
当会は2008年の第1回から1日ごとに入場者数をカウントし、その都度公表しております。
今回も入場者数データを公開します。
「公開日ごと入場者一覧表」 は毎年の春と秋の入場者数を公開日ごとに記録し、表にしたものです。もうひとつは、
「公開年ごと、春秋ごとの入場者数のグラフ」です。入場者数の推移をグラフで眺めると、新型コロナ蔓延による
変動など、興味深いものがあります。〔画像クリックで拡大表示〕
今回は、5日間中2日間が雨天でした。開催要領では雨天中止になっていますが、せっかくいらっしゃるお客さまの
ためにと昼ごろまでオープンしました。好天の3日間は多くのご来場者をお迎えすることが出来ました。
▶入場者一覧表のPDFファイルを開く
毎回お楽しみいただいているトンネルコンサート・・・。 山々とトンネルに囲まれた自然の中でのステージは素敵な雰囲気で、「公開に来る楽しみのひとつがこのコンサート♪」とおっしゃる お客さまも多いのです。推し(おし) のグループの追っかけのお客さまもいるとか。
●プログラム
演奏者と演奏時間帯を画像でご覧ください。(曲名は出演者にお任せです)
今回は初日と最終日が雨天となったため、野外ステージのコンサートは中止となりました。しかし両日とも出演予定だった岡田望さんは
雨天にもかかわらず6号と5号トンネル内で笛の演奏を行ってくださいました。
下の画像はレンガ広場でのコンサートのごく一部の情景です。拡大してご覧ください。
●会場
会場はメイン会場のレンガステージ(レンガ広場)とサブ会場の竹林ステージ(竹林の東屋下)の2カ所です。
●出演者のプロフィール
プロフィールはこちらでご覧ください。
(過去分も含みます。プロフィールが掲載されていないグループもあります。)
〔画像クリックで拡大表示〕 ▶PDFファイルを表示
愛岐トンネル群の公開は大人も子どもも楽しんでもらえるイベントです。トンネルコンサートは大人向けといえますが、ちびっこ向けの手作り
アクティビティが会場内にいくつかあって、ちびっ子たちも楽しく遊べます。〔画像クリックで拡大表示〕
▶アクティビティーの詳細ページを見る
意味不明のタイトルで失礼しました。
レンガ広場にあるC57動輪モニュメントは、春日井けやきライオンズクラブさまの設立20周年記念事業
として2015年2月にレンガ広場に設置されました。よくある動輪の展示と違って、自転車に乗って漕ぐと動輪が回転するという、全国的にも珍しい
「遊べる動輪」です。(ちなみに動輪には距離計が取り付けられ、走行距離が測定できるようになっています。
C57動輪の直径は約1.75mなので1回転すると約5.5m進むことになります)。
動輪は10年前、2015年2月に除幕式を執り行ったのち、同年春の特別公開で(模擬的に)名古屋駅をスタートしました。以来、 およそ1万5千人のお客さまの人力によりゆっくりと、でも着実に距離を稼ぎ、この日、目出度く多治見駅に「到着」 するに至った訳です。その距離、36.2km。
5月4日12時半過ぎ、記念すべき多治見到着の最終走者は、名古屋市守山区の幼稚園児、松浦侑希ちゃん (5歳) でした。 けやきLCさまより記念品を贈呈されて笑顔を見せていました。
さて、このC57動輪はこの日、新たな旅立ちをしたことにもなります。多治見から土岐市、さらに瑞浪、恵那、そして中津川が目的地です。 到着できるのはかなり先になりますが、きっと到着できます。いつの日か、その日を待ちたいものです。
▶2015年の動輪の据付と除幕式の動画を見る この動画はなかなか興味深いです。是非ご覧ください。
「ワイド!スクランブル」はテレビ朝日系列で生放送されている平日昼のワイドショー番組です。ご覧になっている方も多いことでしょう。 その番組の4/30放送分で当会が取り上げられました。「廃線を観光資源に活用」というテーマのコーナーでした。
まず宮崎県高千穂町の 「高千穂あまてらす鉄道」の現地取材情報です。高千穂あまてらす鉄道(あま鉄)では高校を卒業したばかりの男性が運転士として小さな観光列車を運転し観光スポットである鉄橋で観光案内をする姿や、この地で生きる意気込みを語る状況を伝えていました。
その次にわが愛岐トンネル群が登場。当会提供のドローンによる動画や静止画像で活動の様子がまとめられていました。次には岐阜県飛騨市旧神岡鉄道のガッタンゴーが登場しました。
廃線を生かして地域おこしの観光事業につなげようという活動事例を見ることが出来ました。当会としては、春の公開直前のタイミングで、PRにつながるありがたい番組となりました。
当会の関係する映像は全て当会会員撮影です(ドローン映像含む)。
CBCテレビの18時台がニュース一色に。キャッチフレーズは「今日」にこだわり、「深く」迫る。・・・・・
CBCテレビ「newsX(ニュースクロス)」は こんなキャッチコピーで、今春3/31から登場したニュース番組です。
その newsXで5/1夕方に現地生中継が行われました。つまり春の公開初日の前夜です。
18:30ごろからの生中継ということで、
暗くなるんではないかと気を揉みましたが、何とか大丈夫でした(笑)。じつは放送の録画を失敗してしまったため、お届けするのは取材風景の
写真数枚だけです。お許しのほど。
エコ通行システム実験線試乗会は、昨年秋の公開でデビューし大変好評を博しました。その試乗会を今回も開催しました。
場所は5号トンネル入り口付近。 最大5人が乗って往復56mの試乗を楽しんでいただきました。
定光寺駅下にある当会のビジターセンターでは、公開時の土日祝に当会の活動記録や各種鉄道資料の展示と
ジオラマの運転展示などを開催しました。
会場のビジターセンターに入ると、鉄道好きのお客さまは目を見張ります。特大のテーブルの上には本格的なジオラマが設置されて、Nゲージの20編成のいろんな列車が走りまわるというのですから、鉄道好きにはたまりません。
オトナに限らず子どもさんまで目を輝かせてくれました。そのほか、鉄道関係の写真や資料、それに当会の活動に関する展示
などにも興味深く見入ってくださいました。
特に雨天だった最終日 (5/6) はじっくり腰を据えてご覧になるお客さまもいらっしゃいました。担当の会員もお客さまとの情報交換や蘊蓄(うんちく)のやり取りで楽しかったようです。 そうそう、遠くフランスからのお客さまもお見えになりましたよ。 定光寺のお寺を拝観してからビジターセンターに寄ったのだとか。嬉しいお客さまでした。(語学堪能な会員が応対しました)
【開催要領】
と き:トンネル群公開時の土日祝のみ。9:30~15:00のオープン。
ところ:当会ビジターセンター(定光寺駅下)
入場料:無料。時間内は出入り自由
協 力:中部大学鉄道研究会の皆さん
水木しげるさん生誕100周年記念映画 「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」のヒットにより、当会最寄りのJR定光寺駅がファンの間で 「聖地」認定されているらしいこと、昨年11月の新聞紙面に載ったりしました。
それにちなんで、当会では昨年秋の公開から6号トンネルを「妖怪トンネル」と名付け、妖怪を登場させてきました。
いやいや、大仕掛けなものではないのです。題材は日本の伝統的?な妖怪で、かわいくて愛嬌のあるもの、その数、8人というか
8匹?の影絵を6号トンネルの壁に幻燈のように投影しようというものです。
昨年好評でしたので、今年も続けました。妖怪の絵も一層ブラッシュアップしました。 画像をご覧ください。
(この写真はHDR写真家藤田真也氏によるものです。不許複製)
5月5日は子どもの日。昔から男の子の成長を祈って鯉のぼりを掲揚し、床の間には武者人形を飾ったものでした。
そこで「カブトの記念写真撮影会」を企画しました! お子さんに写真のような金と銀の本格的
カブトをかぶせて写真を撮っていただこうという試みです。(無料)
会場はマルシェの入口に設けられたテントで、5月人形の幟
(のぼり)が目印。子どもの日には行列ができるほどの人気でした。
この催しは愛知県一宮市の甲冑工房 皇宸(かっちゅうこうぼう こうしん)さまのご好意で開催できました。感謝申し上げます。
▶甲冑工房 皇宸のサイトはこちら
5/4~5/5の2日間、カイロプラクティック無料体験会が6号県境広場の特設テントで開催されました。会場は6号トンネル多治見口の特設テント。かなり 大勢の方が体験されととのことです。「1.7kmも歩いたので疲れちゃった~」と体験された方も、施術を受けて疲れがほぐれたとか・・・。
この催しは多治見市 「カイロプラクティック キュー」 さんにより開催されました。
施術中の写真は撮影できていませんでした。
▶ポスターをPDFファイルで開く
▶カイロプラクティック キューのインスタグラムを見る