全近とは、正式には全国近代化遺産活用連絡協議会と言い、近代化遺産の所在する市区町村、都道府県の他、
会の趣旨に賛同する企業、NPO法人、任意団体、個人などの幅広い会員がつくる、日本で唯一の近代化遺産の全国
ネットワーク組織です。(全近の公式サイトより引用)
その全近の全国大会は毎年各地で開催されるのですが、今年は愛知県犬山市の博物館・明治村で開催されたという次第です。
▶全近公式サイトを見る
明治村公式サイトによると、次のように説明されています。
博物館 明治村は、明治建築を保存展示する野外博物館として、
愛知県犬山市郊外の入鹿池に面した美しい風景の丘陵地に 昭和40年に開村しました。
これまでに移築・復原した建造物の数は現在60を超え、
この地を訪れる人々が明治の新しい形と心を発見し、体験することができる
学びの場・レクリエーションの場となっています。(以上、公式サイトより引用)
昭和40年(1965年)開村とのことですから、ポスターにあるように今年は「開村60周年のお目出度い節目の年」
であるわけです。明治村の詳細については、下記公式サイトをご覧ください。
▶博物館・明治村の公式サイトを見る
博物館・明治村で開催された全近の様子をレポートします。
出席者は全国各地の自治体が殆どで北は青森県、南は長崎、福岡県からも参加されました。
その他文化庁の方々、大学、企業の賛助会員の他個人の協力会員等です。
当会は賛助会員として登録されており、今回は2名が出席しました。(7/25は不参加)
●1日目
初日は総会の後2名の講師による講演がありました。
その後は情報交換会が行われました。
●2日目
午前は研修会として次の講演がありました。
・明治村主任学芸員による「保存・修理の課題」
・明治村所長による「経営戦略から学ぶ活用手法」
午後からは現地ガイドによる村内の視察がありました。その際撮影した写真の一部をご覧ください。(撮影:すべて当会N会員による)
●昨年の全国大会は当会地元愛知県春日井市で開催
昨年2024年の全近全国大会は愛知県春日井市で開催されました。2年続けて愛知県で開催された訳です。
春日井市ということは、つまり愛岐トンネル群の所在地であり、地元です。
愛岐トンネル群で現地視察も行われました。
その大会の報告記事を当会の公式サイトからご覧いただけます。
▶2024年全近春日井大会の報告記事を見る
●全近全国大会の今後の開催予定地は?
来年度:新潟県新潟市
再来年度:青森県弘前市